失敗しない!飲食店物件の選び方

2025年04月23日

失敗しない!飲食店物件の選び方

「飲食店を始めてみたいけど、どんな物件を選べばいいんだろう?」
そんな風に悩まれている方も多いのではないでしょうか。

飲食店の成功は、物件選びに大きく左右されます。

立地や設備、周囲の環境など、ポイントを押さえて選ばないと、思わぬところでつまずいてしまうことも。今回は、初めて飲食店を開業される方にもわかりやすく、物件選びのポイントをご紹介します。

 

 

お客様の目線で「立地」を選ぶ

駅からの近さや人通りの多さだけでなく、「どんなお客様に来てほしいのか」を意識した立地選びが大切です。例えば、若い方をターゲットにしたカフェなら、学校の近くや若者が集まるエリア。
家族連れ向けの飲食店なら、住宅街に近い場所がおすすめです。

お店のコンセプトに合った場所かどうかを考えると、集客しやすくなります。

 

前のお店がどんな業種だったかをチェック

「居抜き物件」といって、以前の設備がそのまま使える物件もあります。
同じ飲食店が入っていた場合は、厨房やダクトが整っていることが多く、初期費用を抑えることができます。ただ、なぜ前のお店が閉店したのかも気になるところ。
場所に問題があったのか、賃料が高すぎたのか、事前に不動産会社に確認しておくと安心です。

 

においや音が出やすい業態は特に注意

ラーメン店や焼肉店など、においや音が出やすい業種では、排気や防音の設備が重要になります。
換気扇やダクトが適切に設置されているか、内見時に確認しておくとトラブルを防げます。

また、周囲に住居がある場合は、音の伝わり方や建物の構造もチェックしておきましょう。

 

飲食に必要な「設備」があるかどうか

飲食店では、業務用の機器を使うため、電気やガスの容量が足りないと営業に支障が出ることも。
排水や換気の設備も、しっかり整っているか事前に確認しておくのがおすすめです。

 

契約内容は細かいところまで確認

賃料や敷金・礼金の他にも、次のような点は要チェックです。

 

・営業時間の制限があるかどうか

・退去時の原状回復の範囲

・居抜き物件での造作譲渡(※前の設備を引き継ぐ場合の費用)

・看板の設置などに制限があるか

 

あとから「こんなはずじゃなかった…」とならないように、契約前にしっかり確認しましょう。

 

 

まとめ

飲食店の物件選びは、お店の成否を大きく左右する大切なステップです。
「ここでやっていけそう」と思える物件を見つけるには、立地・設備・契約内容など、

いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。