【今更聞けない】高気密・高断熱住宅とは

2023年05月02日

みなさんは高気密・高断熱住宅がどんなお家なのかご存じですか。

どんなお家なのかを知っておくのもいいですね。

 

高気密・高断熱住宅とは次世代省エネルギー基準の基準値において、『気密性能(C値)』『熱損失係数(Q値)』が高い住宅のことを指します。

 

気密性を示すC値が2c㎡/㎡という寒冷地の省エネ基準相当を満たした「高気密」と屋根や外壁に断熱材等を入れ、開口部に断熱サッシなどを用いて断熱性能を高めた「高断熱」を両立することで「高気密・高断熱住宅」と呼ばれます。高気密・高断熱住宅では、少ない空調機器で家全体を冷暖房することで光熱費を抑えられたり、部屋ごとの温度差が少なくなることでヒートショック対策や熱中症予防になるといったメリットがあります。また、国が定める住宅性能表示の項目「断熱等性能等級」において、最高ランクの等級4を満たすことで住宅ローン「フラット35」での金利引き下げや税制の優遇制度を受けることができます。ただし、高気密・高断熱にした場合、壁の内部や床下などの内部結露を防ぐための通気層を設けるだけではなく、24時間換気システムの導入が必要となります。

 

高気密・高断熱住宅とは