【今更聞けない】住生活基本計画とは

2023年04月03日

住生活基本計画とはどんな計画なのでしょうか。

知っている人も知らない人も一緒にみてみましょう。

 

住生活基本計画とは国民の住生活の安定の確保及び向上の促進に関する基本的な計画として、「住生活基本法」に基づき策定されたものです。

 

計画には全国計画と都道府県計画があります。全国計画は政府が、都道府県計画は都道府県が策定します。例えば、2016年度から2025年度までの10年間における計画が2016年3月18日に閣議決定され、8つの目標が掲げられました。居住者からの視点で「結婚・出産を希望する若年世帯・子育て世帯が安心して暮らせる住生活の実現」「高齢者が自立して暮らすことができる住生活の実現」「住宅の確保に特に配慮を要する者の居住の安定の確保」の3つ、住宅ストックからの視点で「住宅すごろくを超える新たな住宅循環システムの構築」「建替えやリフォームによる安全で質の高い住宅ストックへの更新」「急増する空き家の活用・除却の推進」の3つ、産業・地域からの視点で「強い経済の実現に貢献する住生活産業の成長」「住宅地の魅力の維持・向上」の2つです。また、都道府県計画は、この全国計画に即して策定されます。

住生活基本計画とは