【今更聞けない】集成材とは
2022年12月22日
みなさんは、集成材がどのような木材なのかご存知ですか。
集成材がどのような木材なのかみていきましょう。
集成材とは断面寸法の小さな木材(板材)を合成樹脂などの接着剤を用いて、大きな材に再構成したものです。
主に建材や、テーブルの天板といった家具素材として用いられます。建材として用いられるものは、その強度や耐水性に厳格な規格を設けた構造用で、家具や内装に用いられる造作用とは特性が全く異なります。また、近年では大断面集成材が大型の公共施設などで梁として用いられることも多く、木質構造では困難とされていた曲線部材や大スパン架構(大きな空間に柱を用いない架構式構造)が実現可能となり、木質ドームなどが多く造られるようになりました。